銀座 小十 ランチコース

銀座5丁目 小十 ■8/14(火) ランチ ■ランチコース 21,600円+サービス料10% 今日のランチは、銀座小十。 日本料理を手がける奥田氏のお店。ミシュランガイドの常連店です。

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入口

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ランチは、2万円(税・サービス別)の一択のみ。 以下、奥田ワールドのスタートです。

料理

最初の先付は、雲丹から。 下のムース状の雲丹とからめると、甘さといっしょにほのかな塩味が加わって、おいしさ倍増です。 二皿目は、カニ。 主役のカニは、後ろに隠れてます。 次のひと皿は、夏の果実から。 マスカット、いちじく、うしろに、焼いたアボカド。 日本料理と一見合わなさそうな果物を、清涼感のあるサラダ仕立てとして、調和をとってしまう技もすごいですが、焼いたアボカドの食感とちょっと焦げた風味は、経験したことがないようなおいしさです。 華開いた大きな鱧と、ジュンサイの椀。 カツオとメイチダイのお造り。 鮎の炭火焼。カウンターの隅で、しょうゆを塗りながら、じっくり炭火で焼いていました。 頭から、がぶりと食べると、バリっという食感と、焦げた香りとしょうゆの風味が口いっぱいに広がります。シンプルだけれでも、こういうのが、ごちそうです。 炭火で焼いた、中華風のタレかけ。 弾力性のある柔らかさに、肉汁のうまみがおいしい和牛です。但馬牛ブランドの太田牛で、なんとA12ランクとか。 タレとのマッチングも最高で、見た目以上においしいひとさら。 蒸しアワビ。 お食事は、さっぱりと、ひやむぎで。 うなぎの白焼きつき。 食後のデザートは、桃のコンポートとシャーベット。

最後に

真夏の暑い最中の季節をよく考えた、さっぱりしたものや冷たい感じの料理をうまく交えたコース料理になっていました。 夏の季節の最高の食材を、最高の技で調理した日本料理。どの料理も、ちょっとした手間を加えてあるのですが、それがくどくなく、ちょうど良い加減で、バランスをとっているあたりがさすがと思いました。 多くの方が絶賛する奥田さんの料理ですが、わたしもすっかりファンになりました。 それにしても、ミシュラン掲載店は、海外からのお客さんが多いこと。こういうお店では、日本人の方が少数派です。 なお、小十のお店は、明日から、2日間、夏季休暇でお休みだそうです。